病院や放課後デイサービスなどで、近年、音楽療法を障がい児の療育に取り入れる動きが活発になっています。 一方で、医療機関や福祉施設以外で音楽療法に対応できるお教室はまだまだ少ないのが現状です。 お子様の療育に気軽に音楽療法を取り入れてもらえたらと日々取り組んでおります。
日本音楽療法学会は音楽療法を次のように定義しています。 『音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること。』少し難しい言葉が並んでいますが…簡単に言いますと、音楽の特性を計画的に使って心と体の発達を促し、サポートしていこうということです。
音楽を聴いて楽しい気持ちになったり思わず拍手をしたくなったという経験はありませんか?音楽の持つ、人の心や体にさまざまな影響を与えるという特性をうまく利用して一人一人の成長をサポートします。
(例:物や人を叩くことは望ましくない行動です。不意に手が出てしまうお子さんはその度にダメ!と叱られてしまいます…。 けれど叩く対象が太鼓だったらどうでしょうか?上手に演奏できたね!と褒めることができます。)等があります。
あるも音楽教室では日本音楽療法学会から認定を受けた音楽療法士がレッスンを行います。 音楽療法は音楽についての知識はもちろんのこと、さまざまな障がいや子どもの発達段階などに対する専門知識を有しています。